The Fountain Of Things
主に趣味や日常生活,買い物に関する自分ログ

プロフィール ×

泉筆

  • Author:泉筆

  • 生年月日

    1984年3月19日
    某一部上場精密機械製造業に所属の新入社員

    性別


    身体的な仕様

    171cm-50kg
    A型
    鼠年
    左利き


最近の記事 ×

最近のコメント ×

最近のトラックバック ×

月別アーカイブ ×

カテゴリー ×

ブロとも申請フォーム ×

この人とブロともになる


スポンサーサイト
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


トレンチコートの歴史と機能
【2006/02/18 11:38】 ファッション

トレンチコートの歴史と機能を紹介

トレンチコートについて

画像(レインチータのトレンチコート)
画像(フライツォーリのトレンチコート)

前回と,前々回にフライツォーリのトレンチコートと,レインチータのトレンチコートを紹介した。

その時にも書いたように,トレンチコートは好きなファッションアイテム5本の指(テーラードジャケット,トレンチコート,長袖シャツ(カーディガン),革靴,腕時計)の一つである。そこで,今回はトレンチコートについて詳しく調べてみた。

トレンチコートの基礎知識

戦争は多くの悲劇だけでなく,機能性,デザイン性に優れた衣服を生み出した。トレンチコートもその一つであり,第一次世界大戦の塹壕戦で大いに活躍した。戦争後は,レインコートとして男性はもちろん女性にも着用されるようになった。ロンドンの雨はしとしとと降る霧のような雨で、日本のように土砂降りになることはめったにない。傘はステッキ代わりで,殆どの人が広げようとしない。機能性に優れたレインコートがあれば事足りるのである。雨に濡れるのをいとわず胸を張って歩くのがダンディだとされているそうだ。

平和時に「トレンチ」といえば考古学者が遺跡を発掘するために掘る溝のことを指す。戦争時となれば「塹壕」を意味する。戦場の最前線に身長の半分ぐらいの深さの溝を掘り、その中で銃を構え、敵が現れるのじっと待つ際に着用されたのがトレンチコートである。

後で示すように,トレンチコートに無駄なディティールは無い。戦争使用に耐えたのだから当然だろう。第一次世界大戦中には54万人の将校がこのコートを使用していた。

トレンチコートといえば,英国の「アクアスキュータム(Aquascutum)」と「バーバリー(BURBERRY)」が思いつく。

バーバリーの創業者であるトーマス・バーバリーは,夏にでも着用できる薄い服地を探していた。彼は農夫が着ていたリネンに目を付け、リネンより安いコットンでギャバジンを織ることにした。糸の段階で防水をして、ギャバジンに織り上げた後で再度防水加工を施す方法を考え出し、理想に近いレインコート用の服地を作り出す。現在,織物の一般名称になってしまった「ギャバジン」は同社の登録商標である。1911年に第一次世界大戦が勃発し,塹壕(トレンチ)で激しい戦闘が繰り広げられるのを見て、ボタンがなく紐で括るタイロッケンコートに改良を加え,トレンチコートを完成させた。

1851年にロンドンのリージェント.ストリートに小さな高級紳士服店をオープンしたのが,アクアスキュータムである。1853年に,抜群の防水性を持つウール服地を開発。ラテン語で防水という意味を持つ「アクア(水)スキュータム(盾)」という名前がつけられた。第一次世界大戦時は塹壕戦が激しくなり,軽くて,雨を通さず,暖かいコートが要求された。アクアスキュータムはこれにこたえて数多くのトレンチコートを供給してきた。

トレンチコートの機能

画像(トレンチコート)

①,エポーレット(肩章)

画像(エポーレット)

かつては将校の地位を表すバッジをつけていたエポーレット。それだけではなく双眼鏡のストラップを通して固定したり,水筒をつり下げるのにも適している。

②,ガンフラップ

画像(ガンフラップ)

第一次大戦の際には、ライフル銃の銃床を支え,撃った時の衝撃から体を守るためのものだったガンフラップ。当時は今よりも大きく,ラベルにかけてボタン留めするこのデザインは,現在でも水がコートの中に入るのを防ぐことに役立っている。

③,チン・ストラップ(チン・ウォーマー)

画像(チン・ストラップ)

文字通りアゴを暖める役割を果たしている。

④,腰ベルト

画像(腰ベルト)

ウエスト位置で絞めるベルトには,ナイフや手榴弾、水筒などの装具をを下げるためのD字型の金属リングが6個付けられている(写真では付いてない)。現在では装飾的な意味が強い。

⑤,カフ・ストラップ(スリーブ・ストラップ)

画像(カフ・ストラップ)

コートの袖口には細いベルトがつけられているが,思い切り絞め上げると袖口から入ろうとする雨水を完全にシャットアウトしてくれる。また,締めることで風の侵入も防ぎ,腕を動かしても袖がまくれないようになっている。

⑥,ストーム・ポケット

画像(ストーム・ポケット)

ストームポケットの中に水が入るのを防ぐためのフラップがボタンでかけられるようになっている。

⑦,フック&アイ

激しい雨風を防ぐため衿を立たせ、のどもとをしっかりと止めるためのフック&アイ。

ケープ・ドバック

画像(2重ヨーク)

ケープド・バックと呼ばれる雨が最も当たる背中上部のケープ状のヨークが二重になっていて,防水の役割を果たす。

ダブルブレステッド

画像(ダブルブレステッド)

前ボタンは,シングルブレステッドもあるが,伝統的にはダブルブレステッドだろう。

トレンチコートは魅力的

エポーレット,ガンフラップ,腰ベルト等,今日では,デザイン上のものでしかない箇所はあるが,機能性とデザイン性に優れているトレンチコートは魅力的である。

スポンサーサイト


テーマ:男性ファッション全般 - ジャンル:ファッション・ブランド

この記事に対するコメント
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
【2014/05/06 23:49】 | # [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://pelikan.blog20.fc2.com/tb.php/79-826d3680
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


サイドメニュー ×
メニューA  メニューB


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。